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Floating Away ──精神科医と現代魔術師の西海岸紀行| SCENE3「グリーンラッシュはいずこへ向かうか──差別と抑圧の象徴として、あるいは巨大資本の新しいシノギとして」

精神科医・遠迫憲英と現代魔術実践家のBangi vanz Abdulの、大麻、魔女文化、VR技術を巡る、アメリカ西海岸紀行。2019年、西海岸の「いま」に迫る。

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大麻ツーリズム時代の到来

LA到着3日目。今日はインスタグラムで知り合った、LAの医療大麻コーディネイターC.G.S Californiaのkuniさんの案内でLA市内のディスペンサリーのリサーチと、2019年5月の段階でのアメリカ、そしてLAの大麻事情のインタヴューを行う予定だ。2018年の1月に嗜好用大麻がLAでは解禁となり、21歳以上の成人であれば、実質的に大麻を自由に摂取できるLAで、大麻が一般の市民たちにどのように受容され、また受容されていないのか。解禁になる以前、以降で生活や治安になにか変化があったのか。社会的に問題になるような事件、事態は生じているのか。健康的な被害や懸念は生じていないのか。そしてそれは熱狂をもって歓迎されたのか。LAにおける大麻の受容はやがて日本にも訪れる大麻合法化の波と、それによる日本社会の変化の重要な指針になるはずだ。精神科医としての筆者の関心は、この閉塞感の強い日本の文化に大麻が導入された際の、日本人、日本社会への社会、文化的影響と、メンタルヘルス領域における影響に向けられている。

約束の9時5分前にkuniさんからインスタグラムにメッセージが入る。Airbnbの宿の庭の芝生の向こうに銀色のホンダオデッセイが停まっている。日本人にとっては安心できる計らいで、初対面の不安が和らぐ。妻とBangiに声をかけ3人でオデッセイへ向かう。

Kuniさんは白いTシャツとジーンズという爽やかな出で立ちで、その姿には全くヒッピー臭さがなかった。大麻産業に関わっているといえば、日本ではヒッピーか、レゲエ、ヒップホップをどこか連想させるイメージがあるが、そういったアンダーグラウンドな匂いがKuniさんからは全くしないのだ。現在のアメリカにおける大麻の広がりを実感させられる。

Kuniさんはパーソナルトレーナーの資格を取ることを目的に、31歳で会社を辞めて、32歳で渡米、現在は35歳だが、一見すると30代前半に見える若々しい好青年といった風貌だ。資格を取得後、LAでトレーナー活動をする中で大麻栽培者と知り合い、医療大麻の現在を間近に目撃したことで、この業界に関わるようになったそうだ。日本での学生時代までは大麻とは一切関係のない生活を行い、大麻に関してはむしろ麻薬に属する、ダメゼッタイの薬という否定的な印象があり、自分の人生とは無縁のものだと考えていたという。それがたまたたまLAで医療大麻の栽培者知り合ったことで大麻畑を見学する機会を得て、医療用大麻が想像以上に大きな広がりを見せていることに関心を持つようになった。日本では悪いドラッグとして認識されている大麻が、医療という名目でアメリカでは一般化されつつあることへの素朴な疑問に導かれ、大麻の効能を自ら調べていくうちにその医療における可能性に気づき、積極的に関わるようになったとのことだった。

渡米から2年半。日本に残してきた母親はすでに認知症の症状が出現し、施設でのケアを受けているという。Kuniさんは35歳であり、その世代の母親としてはかなりの若さでの認知症の発症といえるだろう。

アルツハイマー型認知症はご存知の通り、不可逆性進行性の脳の変化で、有効な薬も治療法も確立されていない。そんな中、アルツハイマーに有効だとされているのが大麻なのだ。認知症における不適応行動や、ストレスの発散効果だけにとどまらず、認知症状の改善にも効果が期待できるとのレポートがある。日本に残してきた母親への思慕の念が、彼がLAで医療大麻を紹介するツアーを開催するモチベーションの中心にある。いつかは母親をLAに呼び寄せて、医療大麻による治療やケアを受けさせたいと思っている。

まだ日本では認可されていない医療用大麻の可能性のなかに、認知症に対する大麻投与による攻撃性の緩和や、がんのターミナルケア、抗がん剤の副作用やがんの疼痛の緩和、ストレスに基づいた不眠、うつなどの様々な精神疾患、線維筋痛症や慢性疼痛に対する疼痛緩和作用などがある。従来の標準医療では十分ケアしきれない医療の分野に、医療用大麻が効果を発揮する余地は大いにある。大麻により患者のクオリティ・オブ・ライブを改善すること、大麻の医療効果の恩恵に受けられない日本人に医療大麻に触れる機会を提供すること、そして、それらの可能性を広く周知すること、それがkuniさんのビジネスの目的だ。

嗜好用大麻解禁前のLAでは、医療用大麻を処方してもらうには、医師の処方箋が必要であった。アメリカ国内の市民については比較的簡単に処方される医療大麻の処方箋も、外国人にはハードルの高い時代もあった。その後ベニスビーチなどの観光地では、数分の診察で大麻の処方性を発行してくれるクリニックなども出現し、比較的用意に大麻が入手できるようになった。大麻ツーリズムの時代の到来である。

しかし英語を苦手とする日本人にはまだハードルが高かった。また大麻ツーリズムが一般的になり、容易に処方箋が発行されるようになるに連れ、医療としての質や専門性は毀損される傾向が生まれつつあった。そのなかでkuniさんは本物の医療としての大麻医療が実践されているはずだとの確信のもとに、医療大麻の専門医を探し求め、その結果医師として信頼できる、医療大麻専門医を見つけたという。

アメリカには1990年代から、医療用大麻の啓蒙に活躍した、医療用大麻の実践家の医師が数多く存在する。内科的領域から、神経内科、家庭医、精神科領、がんの疼痛緩和などに効果があることが報告されてきた。医療としての大麻の可能性を実践してきた歴史がすでにあった。

Kuniさんは様々な医師を訪問する中で、医療大麻の専門医Dr フランケル氏と出会った。通常はアメリカ国内在住の患者しか診ないフランケル氏が、Kuniさんの熱意を買って日本からの患者も診て貰える道筋がついたという。

 

CGS CALIFORNIA: https://cgs-california.com/

 

アメリカにおいて大麻問題は格差と差別の象徴である

Kuniさんの案内で、LAのディスペンサリーを何件も回った。各ショップごとに個性や特色を打ち出している。最初に訪れたディスペンサリー Erba Collectiveには大麻の自動販売機があった。ディスプレイに表示される大麻の品種を押すと購入できる。入り口にある自動販売機を片目で見ながら、受付でパスポートのIdチェックを済ますと、広いショップのカウンターの中には数人のバッドテンダー(バッズのバーテンダー)が商品の説明や効果について説明してくれる。カウンターにはバッズが数十種類揃えられたカウンターや、Vapeのコーナー、エディブルのコーナー、ワックスのコーナーなど大麻製品のジャンルごとに商品が陳列され、またその商品のブランドも様々だ。パッケージングもポップで洒落ていて、あたかも化粧品や健康食品のパッケージのようだ。

 

 

 

 

広い店内の2階まで吹き抜けの天井に、Trapが流れている。店には俺たち4人の他に客が数組。明るい店員とお客がなにやら楽しそうに話をしている。筆者が店員におすすめの商品について質問すると「サティバか、インディカか?」と返ってくる。レクリエーショナルユーズなのか、鎮静目的なのかを問うているのだ。

サティバはアッパーで気分高揚のハイ傾向が強い品種で、パーティなど日中に遊びに行くのに適している。インディカは気持ちを鎮め、チルアウト向き、鎮静的に働き鎮痛目的や睡眠のために良い。医療用として用いられるのはインディカが主体だ。筆者がサティバが良いと伝えると、アッパーな商品を推薦してくれる。こちらから店員の好みを聞いてみるのも相手のweed感が伝わってきて楽しい。

大麻製品のパッケージを詳細に見てみる。インディカかサティバかの表示がある。またTHC:CBDの比率の表示がある。THC30:CBD70ならTHCが30%、CBDが70%、CBDの割合がより多い製品ということだ。THCとCBDの比率によって、大麻製品の効果に違いを設けており、この比率の具合によって、異なる作用を生じさせることができるようだ。

医療大麻の専門医はパッケージングされた製品とは違う、より薬品、生薬として効果の高い大麻を用いる。そのTHCやCBDの割合を患者の疾患の程度に合わせて調合し、処方する。それはまるで昔の漢方医のイメージに近い。ヨーロッパの中で生き延びてきた薬草学の伝統を引き継いでいるようだ。そういう意味では西洋医学に対するカウンター医療的な意味合いもある。アンドルー・ワイルの思想は大麻医療の中に受け継がれてきたのかもしれない。

 

 

大麻は薬草、野菜のような植物であり、誰にでも簡単に栽培することができる。喫煙、飲食など摂取の方法も簡単であり、特別な処置を必要としない。そしてその効果が様々な疾患や変調に効果があるとしたら、患者自らが自分の症状に合わせた大麻摂取で自己治療できるようになる可能性がある。不眠には寝る前の大麻喫煙が効果を発揮するだろうし、ストレスによる食欲低下には、大麻の喫煙が食欲を増進させるだろう。慢性的な体の痛みには大麻が痛みを軽減させてくれ、痛みから開放された休息をもたらしてくれるかもしれない。

精神分析的には、痛みは心身のストレスや怒りが身体化したものという側面がある。痛みの問題を捉えるにしても、その痛みのその人の人生での意味や生活状況を抜きには捉えきれないものがある。病気にもその人の人生における意味があるのだ。人生における疾患の意味合いまで考慮して治療に当たるのが、統合医療の考え方だ。これは病に対するアプローチとして、至極まっとうなことに思える。患者が自ら癒やし、自己治癒力を癒しの原点におき、病の深い意味に気づき、患者の全体性を回復するのが統合医療であり、アンドルー・ワイルの思想である。それは非常に東洋医学的な発想だ。統合医療、そして大麻による医療の問題は、まさに西洋医学と東洋医学の境界線上をたゆたうものでもあるのだ。

またアメリカにおいて、大麻問題は格差、差別の象徴でもある。1930年代、禁酒法が廃止になりその存在意義が問われたFBIの麻薬局が予算確保のために行ったものが、大麻の害についてのプロパガンダである。そのプロバガンダによって、大麻は危険で狂気に至る麻薬として喧伝された。その主な使用層が黒人階層であったため、反大麻キャンペーンは暗に黒人差別のメタファーとしても機能していたと言われており、これはつまり、大麻への取り締りが、黒人を取り締り、抑圧することと同義であったということである。現在でも大麻、薬物犯罪での検挙者が圧倒的に多いのが、黒人、有色人種層だ。薬物の取締が、有色人種への差別、抑圧の機能を果たしてきたという考え方は、アメリカではすでによく知られている。

この差別、抑圧の象徴であった大麻が、全米で解禁されつつあることは、人種差別の解消と多様性の容認という、現在のリベラルな意識の傾向とも一致している。大麻が開放されることは、自由と多様性を容認する社会を目指してゆくということでもあるのだ。

大麻はここでまた一つの試験紙となる。保守かリベラルか。大麻問題は政治的な態度表明となる。大麻を容認することは、意識の自由を求めるということ、多様性を容認し、他人の自由を尊重する態度表明に繋がる。

そして今政治的な態度表明としての大麻問題は、左派、右派の態度表明としての論議を超えた広がりを持とうとしている。医療大麻や嗜好用大麻、大麻全体のアメリカの受容の広がりにともなって、大麻産業の成長は、リーマンショック以降に冷え込んだ地方に膨大な税収をもたらした。大麻産業はグリーンラッシュといわれ、金のなる木となった。その結果、右派勢力やリバタリアン、グローバリストの支持も取り付け、トランプ政権下でも大麻への受容政策が取られる段階に達している。日本もまたアメリカ追従型の政治状況の中で、いずれ同じ道を辿ることになる可能性が高い。

 

 

住民投票で勝ち得た権利を守ってゆくために

初夏の5月の爽やかな日差しの下、ロスの町並みを車で流しながら、ディスペンサリーをめぐる。LA市内に400以上あるディスペンサリーショップのなかの、ほんの数箇所の店舗を回っただけだが、本当に様々のショップがその個性を誇っている。ヒッピー色が強くカジュアルな店舗もあれば、バッズのトリミングの作業場が店舗に隣接した、大麻作業の現場を連想させる店舗もあった。さらには高級ブティックを彷彿とさせる豪奢な店舗で一人ひとりに接客が付く店舗などもあり、客それぞれのに価値観、ニーズに合わせた多様な店舗があることがうかがえる。

 

 

 

 

システムとして共通しているのは、各店舗の入り口に銃を持ったセキュリティが常駐しており、セキュリティの横の受付で、パスポートを渡しIDチェックを受ける。その後店舗で品定めをし、購入するシステムだが、基本的には現金で購入しなくてはならない。デビッドカードは使える可能性があるが、クレジットカードは使えない。そのためどの店にも店の入口にはATMが設置してある。日本人がディスペンサリーを訪れるときは、アメリカで使えるデビッドカードを用意するか、現金を必要な分だけ用意する必要がある。

ここに現在の大麻解禁運動における問題が凝縮されている。LAではロスアンゼルス州の住民投票で州法では合法化されたものの、合衆国法では依然非合法な状態にある。この2重制によって、大麻を取り扱うディスペンサリーショップはアメリカ合衆国では非合法もしくはグレーな存在であって、合衆国法のコントロール下にある銀行やクレジットカード会社と取引できないのだ。そのため顧客は現金で取引せざるを得ず、ディスペンサリーショップは現金を預金できないために、現金を自ら保管しなければならない。ディスペンサリーショップはギャングの標的になりやすいという問題もあり、武装して自衛しなければならない。現金取引による税収の不透明化の問題もある。今後解決されるべき課題は多い。

ディスペンサリー巡りの途中、ビバリーヒルズにある、バーニーズニューヨークに立ち寄った。LAのセレブが集まる高級セレクトショップの最上階には、ハイエンドな大麻グッズを取り扱うコーナーがあった。1本100ドルするジョイントや、500ドルするマリファナ喫煙具のセット、1000ドルする精緻な職人仕事で仕上げられた見たこともないような、ガラスボングが平然と売られている。大麻はヒッピーの専売特許ではもはやなく、セレブリティが自分の価値観の中でも自由に楽しめる娯楽になっているのが伺える。クリスチャン・ルブタンやカルティエの横に陳列された大麻グッズにも、それなりのブランドが存在しているのかもしれない。

 

 

昼食にはホールフーズに立ち寄った。ここはアメリカ全土にチェーン展開する、大手のオーガニックスーパーだ。広い店内には野菜から肉、そして様々な加工食品、サプリメントなどありとあらゆる食品が並ぶ。この一角にある名物のオーガニック惣菜コーナーでは5ドルで昼食の惣菜が買える。サラダやローストビーフをボックスに詰め込み、テラスで昼食を取る。どこでも手軽にオーガニックフードが買える環境にあることが羨ましくもある。日本とは異なった食への安全意識やこだわりを感じるが、売られている食材の価格は決して安いわけではない。ただ食の安全を自分で確保できる選択肢が与えられていることは好ましいことだろう。このホールフーズは最近アマゾンに買収されて、子会社化したのだが、同時に全米全店で大麻製品の取り扱いを検討していることも発表した。スーパーで大麻が買える日というのも、そう遠くはないのかもしれない。

LAを訪れ、現状を見聞するにつれて、日本でネットを介して想像していたアメリカの大麻の状況と、現地での印象が随分違っているように感じるようになった。もっと街のあちこちで自由に大麻を楽しみ、少なくとももっと浮かれた気分があるように想像していたが、実際は町中でweedの匂いが漂ってくることは多々あるものの、実際に喫煙している人を見ることは少なく肩透かしを食らうほどだった。ショップは雨後の竹の子のようにできているものの、人々の大麻との付き合い方は想像以上にクールな印象があった。

ようするに、マナーが徹底しているのだ。これは州法で、公衆の面前での喫煙が禁じられていることによるものでもある。実際に喫煙している人物を目にすることは少なかった。大麻は深くLAの文化に浸透していっているが、そのことで決して治安が乱れたり、大きな問題が起こっているわけではないようであった。LAが60年代から大麻文化に親しんできた歴史があることも要因の一つであり、住民たちにとっては何を今更という印象もあるのだろう。またそれ以上に住民投票で勝ち得た権利を守ってゆくためにも、自分たちのこととしてマナーを遵守しているようにも感じられた。

LAは巨大な文化の実験場だ。あらゆる人種が集い、生活を伴にしている。貧富の差は大きく、犯罪も多い。様々な価値観が鎬を削り、その緊張感のなかで新しい文化が生まれている。LAは映画を価値観の頂点として成立する街だ。世界でのアメリカのプレゼンスを証明するアートとしてのハリウッド映画。常に時代の先を指し示す存在であるために、LAはあらゆる新しいものを取り込み、発想の源泉としてきた。ドラッグカルチャーもその重要な一つの要素であり、大麻合法化もその一つである。多様で複雑な価値観が溢れるLAの街に大麻が開放されることで、さらに複雑性は増してゆくだろう。その基盤には、究極には人を信じるということ、あらゆる価値観を容認したとしても、それによって生じる問題を自分達ならば乗り越えていけるだろうという、人間への信頼があるのだ。

そして今、嗜好用大麻が次々とアメリカ各州で解禁になる中で、大麻産業は巨大な産業に発展しつつある。数多くの大麻関連のスタートアップ企業が新たなチャレンジを試みており、LAだけでも独自のブランドが立ち上がっている。グリーンラッシュはゴールドラッシュ、ITバブルに並べ称される金のなる木でもあるのだ。設立1年のCBDサプライヤー大手のSelect CBD社が数百億円の企業価値で売却されたという衝撃的なニュースで世界を駆け巡った。今は州法による合法化と連邦法によるダブルバインドが、かろうじて巨大資本の流入に二の足を踏ませているものの、トランプが合衆国法で大麻を合法とした時、何が起こるのだろうか。それは我々が思い描いてきたような平和なユートピアなのだろうか。

さらに、5年後か10年後、確実に日本にも大麻合法化の波が訪れる。その時、我々日本人は、どのように大麻を文化の中に受け入れ、統合してゆくのだろうか。

(文/遠迫憲英)

 

〈Floating Away ──精神科医と現代魔術師の西海岸紀行〉

PROLOGUE 1 「エデンの西 LA大麻ツアー2019」by Norihide Ensako

PROLOGUE 2 「トランスする現代の魔女たち」by Bangi Vanz Abdul

SCENE1「ビバリーヒルズのディスペンサリー・MEDMEN」by Norihide Ensako

SCENE2「魔女とVRのジェントリフィケーション」by Bangi Vanz Abdul

 

 

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遠迫憲英 えんさこ・のりひで/精神科医。大学時代は音楽活動、格闘技に熱中。またバックパッカーとしてインド、東南アジア、中米、地中海沿岸など各地を放浪する。幼少期から人間の意識についての興味が深く、古代の啓明とテクノロジーの融合を治療に活かすべく精神科医を志す。平成21年にHIKARI CLINIC(http://hikariclinic.jp/)を開院。

 

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〈MULTIVERSE〉

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「Floating away」精神科医・遠迫憲英と現代魔術実践家のBangi vanz Abdulのに西海岸紀行

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