PlasticBoysのメンバーの一人であるDJ Marboが2001年、スペイン・イビサ島でDJ HARVEYらとともに「REVOLUCION」なるパーティーをオーガナイズした当時の『Spectator』(2001 winter issue)による取材記事を再録。
タトゥー・アーティスト大島托が世界中の「タトゥー」を追い求めた旅の記録。第三回は当時インドを拠点に旅の彫師をしていた大島のある平均的な1日の様子について。マシンの仕入れ、準備、クライアントとの交渉、いまはなき「オン・ザ・ロード」の日常。
沖縄県恩納村に生きるアーティスト・吉山森花のフォト・エッセイ。第二回は《写真》について。石川真生から学んだ“かっこいい”写真の神髄。
ここ数年でポリアモリーという言葉はかなり人口に膾炙した。しかし、果たしてポリアモリーが正しく広まっているかと言えば、どうにも微妙なところである。ここらであらためて確認しておいた方がよさそうだ。「リアルポリアモリー」とはなにか?
文化人類学者・神本秀爾によるジャマイカ・レゲエの旅。ラスタファーライの歴史と実践を追う。大学を卒業し院生となった神本は、再び訪れたジャマイカで、下界から切り離されたラスタ宗派《ボボ》のコミューンを訪問した。
伝説のゲイクラブ、『PlasticBoys』の入り口の扉の、三角形の絵の下には、こう書かれていた。“夢には従わなければならない それは正夢だからだ”
タトゥー、身体改造、ボディビル、異性装……絶えざる変容の動態に生きるオイルペインター亜鶴の、数奇なるスキンヒストリー。「僕にとって現実とは約1.7㎡の“皮膚”である」。
衣食住にまつわる固定観念をあきらめることこそ、「将来に対する漠然とした不安」に対抗できる唯一の手段なのではないか。ワクサカソウヘイによるおおよそ“真っ当”ではない生活クエストの記録。
元SIMI LABのラッパーであり小説家の檀廬影(DyyPRIDE)と、ジャズメンでありエッセイストの菊地成孔による往復書簡。