東京キララ社代表の中村保夫が綴る、バブル期の神保町を襲った「侵略者」たちの実態。第十回を迎えたこの連載が、いよいよ現実世界を動かし始めた。この四月、中村の元に20年越しにヨーマツの決算書が送られてきたのだ。
驚異のカウンターカルチャー=身体改造の最前線を追い続ける男・ケロッピー前田が案内する未来ヴィジョン。現実を凝視し、その向こう側まで覗き込め。未来はあなたの心の中にある。
タトゥー・アーティスト大島托が世界中の「タトゥー」を追い求めた旅の記録。20世紀後半のタトゥーブームを牽引したのは主に「男」たちだった。しかし、今、タトゥー業界は「女」たちによって牽引されつつある。
沖縄県恩納村に生きるアーティスト・吉山森花のフォト・エッセイ。第十六回は《私にとっての音楽》について。
衣食住にまつわる固定観念をあきらめることこそ、「将来に対する漠然とした不安」に対抗できる唯一の手段なのではないか。ワクサカソウヘイによるおおよそ“真っ当”ではない生活クエストの記録。第十三回は、澱んだ景色を少しだけ変えるための「裏アカ」をめぐって。
マルチスピーシーズ人類学研究会の「COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズ第五弾。社会的距離化が一般化した環境において「心のケア」のオンライン化が果たして可能なのか、可能だとすればそれはどういった形なのか、あるいは、そもそも物理的な対面とはなんだったのか——をめぐって。
3Dプリンターは徐々に身近な存在となりつつあるが、まだ多くの人にとっては未知の存在であることも事実。本シリーズではグラフィックデザイナー/アーティストのGraphersRockこと岩屋民穂が3Dプリンティングの世界に触れていく様子をレポートしていく。
現代魔術研究者の磐樹炙弦が紐解く魔女とフェミニズムの年代記。18世紀、暴力と放蕩の坩堝ロンドンに啓蒙の業火が燃え上がり、性革命の蛇が鎌首をもたげる。魔女復活に繋がる「西洋のタントラ」その不可視の系譜。
マルチスピーシーズ人類学研究会の「COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズ第四弾。「コロナ」という不可視のアクターの登場によってあらわになった主客混淆のハイブリッドなネットワーク、そして今日求められつつある「多自然主義的ポリティクス」の可能性をめぐって