衣食住にまつわる固定観念をあきらめることこそ、「将来に対する漠然とした不安」に対抗できる唯一の手段なのではないか。ワクサカソウヘイによるおおよそ“真っ当”ではない生活クエストの記録。第二回は磯のベーシックインカムをめぐって。頼るべきは政府の施しか、あるいは大自然の恵みか。
文化人類学者・神本秀爾によるジャマイカ・レゲエの旅。ラスタファーライの歴史と実践を追う。ボボにおいて「入信する」とはどういうことなのか。そして、彼らをコミューンへと導いたプリンス・エマニュエルの思想とはどういうものなのか。
精神科医・遠迫憲英が精神世界の迷宮を綴った虚構手記。音楽とドラッグと精神分析。交錯していく現実と妄想。1988年、少年たちはペパーランドにいた。その日、初めて岡山でライブをするボアダムズを観るためだった。